- Big Surアップデート後に有線LANが繋がらなくなった人
- M1チップ搭載のMacを使用していて、有線LANが使いたい人
- 「ASIX」のページからドライバーのダウンロード
- 再起動、リカバリーモードで起動
- (リカバリーモード中)にターミナルで「csrutil disable」を入力
- 再起動、ドライバーのインストール
- 再起動後、使用可能に!
BigSurにアップデート後、突然有線LANが繋がらなくなる問題が発生中
macの新しいOS「Big Sur」にアップグレード後、ある特定のUSB to Gigabit Ethernetアダプタが使えなくなる不具合が発生しています。
今回は、その解決方法について簡単に解説していきます。
問題解決までの流れ
「ASIX」のページからドライバのダウンロード
ASIXのホームページから、[Software & Tools]→[Drivers]→[USB Ethernet ICs]→[AX88179 USB3.0 to 10/100/1000M Gigabit Ethernet Controller]→[Appale macOS 11.3 and above Drivers Installer] をクリックしましょう
再起動、リカバリーモードで起動
ドライバをダウンロードしたら、macを再起動してリカバリーモードにする必要があります。
(リカバリーモード中)にターミナルで「csrutil disable」を入力
リカバリーモードになったら、左上のターミナルをクリックしてください。
ターミナルが表示され、文字が入力できるように鳴ったら
csrutil disable
と入力し、Enterキーを押しましょう。
Enterキー入力後、
System Integrity Protection is off.
Restart the machine for the changes to take effect.
と表示されたらOKです。
これでリカバリーモード時の作業は終了です。
macを再起動させましょう。
再起動後、ドライバのインストール
リカバリーモードでの作業が完了し、再起動させたら、最初にダウンロードした、ファイルを解凍しましょう。
解凍したファイルの中にあるディスクイメージ「ASIX_USB_Device_Installer_v1.2.0」を開き、ドライバをインストールします。
手順通りすすめ、ドライバのインストールが完了すると、再起動するかどうかを尋ねられるので、そのまま再起動しましょう。
再起動後、使用可能に!
再起動後、有線LANが使えるようになっているはずです。
画面左上のアップルマークの「システム環境設定」→「ネットワーク」をクリックし、有線LANが繋がっているか確認しましょう。
※2021年11月22日追記
Elecom(エレコム)の「EDC-GUシリーズ」を使っている方に朗報です。
どうやらBig Sur(※M1チップ搭載型にも)に対応したみたいです。
以下のリンクから、ダウンロードできます。