ベトナムに関して

東南アジアに行くならその国のお正月に気をつけて!?事前に知っておくべき各国の正月事情。

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お正月といえば、日本は年明け1月1日〜3日までの期間をイメージするかと思いますが、実は、東南アジアでは1年間の間に様々なお正月がたくさんあるって知っていますか?
お正月中は日本と同じように、観光地やお土産物のお店が休みになったり、ホテルや交通機関にも影響を及ぼしかねないので要注意です。さらに、物価もお正月価格に上がったり、開催時期も毎年異なるお正月もあります。
 
事前に知っておくことで、スケジュールのリスクヘッジをしっかり管理しましょう!

この記事の要約

東南アジアではお正月が複数ある!
お正月価格!物価が上がる!
毎年異なるお正月がある?この時期は気をつけよう!

チャイニーズニューイヤー・テト(Tet)

旧正月
該当国:マレーシア、シンガポール、ベトナムなど
時期:毎年異なる。2019年は2月2日(土) ~ 2月10日(日)

マレーシアやシンガポールなどの、中華系移民(華僑)が多い国で行われる旧暦のお正月(春節)のことを指します。この期間はチャイナタウンを中心に国中が「赤色」のお祭りカラーで彩られます。国内のいたるところで、豪華なイベントが催され、その年の干支をモチーフにしたライトアップや獅子舞のパフォーマンスなどは必見です。マレーシアでは「イーサン」、シンガポールでは「ローヘイ」と呼ばれている旧正月の伝統料理「魚生」にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
同じく華僑の多いベトナムで最も盛大に祝われるのが、通称テト(Tet)と呼ばれる旧暦のお正月です。冬の終わりと春の始まりを告げると言われており、1年の中でもベトナム人が最も大切にしている休日です。テトになると家族や親戚一同が実家や故郷に帰省し、お年寄りの長寿を願ったり、祖先を参拝したり、子どもたちはお年玉をもらったりなど、お正月らしい様々な行事がおこなわれます。毎年ベトナム政府が旧正月の休日期間を決めていますが、大体は旧暦の大晦日あたりから、観光地やお店、銀行なども一斉にお休みに入り、公的機関も同じく休み扱いになります。1番気をつけなければならないのは、このテトの時期は毎年異なるという点。ベトナム旅行を計画する際は、テトの時期を避けるのがベターです。
向こう5年間の旧正月・テトスケジュールは以下のとおりです。

旧正月・テトスケジュール(2019年~2023年まで)

 大晦日 元日 旧正月・テト休暇期間
2019年2月4日(月曜日)2月5日(火曜日)2月2日(土) ~ 2月10日(日)
2020年1月24日(金曜日)1月25日(土曜日)1月24日(金) ~ 2月2日(日)
※予想
2021年2月11日(木曜日)2月12日(金曜日)2月11日(木)~ 2月21日(日)
※予想
2022年1月31日(月曜日)2月1日(火曜日)1月28日(土)~ 2月6日(日)
※予想
2023年1月21日(土曜日)1月22日(日曜日) 1月21日(土)~ 1月29日(日)
※予想

旧正月の休みに関しては、基本的には各国の労働省が発表するため、2020年以降は全て※予想となっています。労働省の発表は大体6月〜8月頃に決定するため、テト時期に旅行を考えている場合は、事前に必ずチェックしておきましょう。

カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマーの旧正月

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該当国:カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー
時期:毎年4月13日~15日頃 ※国によって多少前後します。

カンボジアやタイ、ミャンマー、ラオスなどで盛大に祝われるのが4月にある旧正月です。1年の始まりに身体を清めるために水をかけるしきたり・文化が現代風に転じて、現在では大規模な「水かけ祭り」となりました。タイの「ソンクラーン」ミャンマーの「ダジャン」などは有名ですよね。期間中は国民全員が水鉄砲を持ち合って、1日中水をかけあって盛大に祝うので、この時期に訪れる際は気を引き締めましょう。人同士が接触することも多いので、貴重品の管理はもちろんのこと、水はあまりきれいではないこともあるので、目に入ったりすると病気になることもあります。十分に気をつけてください。

Nyepi(ニュピ)

該当国:インドネシア(バリ島など)
時期:2018年と2019年は以下の通り。
2018年3月17日(土) 6:00AM 〜3月18日(日) 6:00AMまで
2019年3月7日(木) 6:00AM 〜3月8日(金) 6:00AMまで

ヒンドゥー語の「Nyepi(ニュピ)」は”静寂の日”を意味します。バリ・ヒンドゥー教サカ歴の新年にあたる国の祝日で、前日の大晦日には悪霊を取り払う伝統的なお祭りが催されます。ニュピ当日は、「悪霊が島から立ち去るのを末」という理由から、島内では電灯や火などが一切使われず、観光地や店の営業でさえも明かりをつけるのは禁止されます。航空機や交通機関まで制限され、旅行者であっても例外なくホテルに缶詰状態になるので、渡航前には事前に注意しましょう。
 

断食明け祭(ハリラヤ・プアサ)

Indonesia
該当国:インドネシア、マレーシア、ブルネイなど
時期:国によって異なります。以下マレーシアの場合。
2018年6月15日(金)・6月16日(土)の2日間(※イスラム暦10月1日と10月2日)

約1ヶ月続く断食月(ラマダン)の終わりを祝うイスラム教のお祭りのことです。イスラム暦のお正月は別にありますが、「お正月とお盆が一緒に来たよう」と例えられるこの日は、人々は服を新調しモスクに礼拝へ伺った後、家族で集まりこの特別な日を祝います。ブルネイやマレーシアなどの一部の国では、王宮などが解放され、一般人に食事を提供するオープンハウスが開かれることもあります。ほとんど全ての人が一斉に帰省するので、宿泊施設や交通機関の混雑には十分に注意しましょう。

まとめ

東南アジアにある各国の旧正月を紹介させていただきました。
 
日本には馴染みのない文化なので、事前に調べておかないと思わぬタイミングで巻き込まれてスケジュールが狂ってしまうことも。
 
もし、巻き込まれてしまったら割り切ってお正月を現地人と一緒に楽しむのも旅の魅力かもしれないんで、切り替えていきましょう!

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ahtapae
旅行会社員として東南アジアに6年在住/旅初心者向けの記事や業務効率化系の記事を書いています/趣味は写真撮影とクラウドファンディングで新製品と出会うこと。他者貢献をテーマにアナタに役立つ情報を届けていきます。